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木造軸組構法の限界耐力計算がマスターできる実務講習会 [日々]

今日は昼から木造住宅の限界耐力計算の講習会を5時間受けた。
1級建築士の定期講習などは結構退屈でしんどいのだが、この講習会はあっという間だった。

限界耐力計算は町屋、古民家、農家などのいわゆる伝統的な軸組構法の木造住宅の耐震診断や改修、新築を可能にする構造計算の方法である。
この新しい計算方法はここ数年で広まってきたのだが、僕が考えていたよりしっかり確立されたものとなっており、構造の専門家でなくても充分利用可能な形になっていたことに驚いた。
ここ数年で相当な進歩があったようだ。
講習会ではこの計算方法を広めて行こうとする関係者の熱意も感じられとても有意義だった。

限りある資源を大事に使っていこうとする世の中の環境保全の意識、文化的に価値のある資源を守っていこうという意義、技術者の不足やコストの問題から昔ながらの伝統的な住宅をつくりにくくなったこと、そういった社会環境の中で古くから残る価値ある木造住宅がこういう技術の普及によってより多く残せるようにしなればばいけないし、そのための努力がこれからの設計者には必要だと思う。
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